庄内交通湯野浜線を思ふ

投稿者: | 2010年6月13日

今週ネットサーフィンをしていたら、
30年以上前に廃止された鶴岡の鉄道路線「庄内交通湯野浜線」の本が
あることを知りました。(路線の存在は前から知っていました。)
そこで鶴岡市立図書館の蔵書をネットで検索すると、その本がありました。
で、今日は日曜日で、特に予定もないので読みにいってきました。

僕は電車にはあまり興味がないんですが、
自分の知っている地域の昔の様子って興味あります。
特に、「今のこれがある場所に、昔こういうものがあった」
みたいな写真に興味があります。
これが小学生の時だったらよかったんですけどね。
それなら夏休みの自由研究のネタに困ることはなかったはずなので…(笑)
その、図書館で読んだ本ですが、白黒時代の写真だったのですが、
知っている場所がいろいろ出てきて面白かったです。
これっす→庄内交通湯野浜線 (RM library (68))

読んでみての感想ですが、やはり時代が変わったんだなーと思いました。
1920年代に計画・開通、1940年代に全盛期を迎えたものの、
車社会の波にのまれて1975年に廃線。
湯野浜線開通当時は、これほど自動車が普及するなんて
誰も思いもしなかったことでしょう。
計画から廃止まで、50年ちょっとしか経ってません。

さて、今から50年後、どうなっているでしょうか。
ま、ぼくはそろそろお迎えが来るころですけどね(爆
今を湯野浜線開通の頃に例えてみると、
想像もできないような社会的にとても大きな変化が起きているんだろうな、って思います。
それが何かは、当時の人々が分からなかったように、自分にもわかりません。
なんだか、神秘的ですね(?うまいことばがみつからんです)。

また、当時の写真が「へえ~、昔はこうだったんだ」とぼくに思わせたように、
今何気なく撮っている写真も、のちの時代に生きる人々にとって
郷土の過去の姿を知る貴重な資料ともなりうる
んだなあと思いました。
家に帰ってきてからネットを見てみると、旧沿線を訪ねた方もたくさんおられるようですね。
こんなサイトを拝見させていただきました。

どれもおもしろかったです。
楽しませていただきました。この場を借りて感謝いたします。
この記事、短文で終わらせようと思ったら、また長くなったし(笑
それだけ、庄内交通湯野浜線という近代の遺跡に心惹かれたということですね。
最後に。ここが一番シンプルな資料でしたね→庄内交通湯野浜線 – Wikipedia

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