鳥海ブルーラインで、400ccくらいのバイクのにーちゃんが
僕の原付(ZR改70cc)をマジマジと見つめながら通り過ぎて行った現場
(もちろん僕、確信犯[法律的に悪いことは何もしてないけど…]です! 笑)
前回のロングツーリングから約3ヶ月、
ツーリングに行きたくてもなかな行けない状況が続いていました。
で、やっと、待ちに待ったバイトの夏休みが到来!
鳥海ブルーラインへいつ行こうかと週間天気予報とにらめっこしてましたが、
8/23(月)しか晴れマークがない~。そして22日に鳥海山夏山情報で
8月23日の鳥海山(鉾立)の天気予報(22日5時発表)
最高/最低気温 30℃/24℃
天 気 くもり 昼前 から 晴れ
風 西の風
との予報が発表されました。「これは行くしかない!!」ということで、行ってきました!
が、さすがに鳥海ブルーラインの一番上付近は、自転車状態になってました(笑)。
(もちろん、後ろに追いついた車何台かに道を譲りました。)
自分って、なんつーチャレンジャーだ、と自分でもあきれましたよ~。
今回は写真中心で紹介しましょ~う。ただし、小さめの写真50枚以上…(爆)
Contents
■鶴岡~鳥海ブルーラインのふもとまで
鶴岡です。
天気がいいと、この方向に鳥海山が見えるんですが、見えません!! 大丈夫か~?
酒田市街の国道7号の信号で何回も止まった以外は特に問題なく、道の駅鳥海へ到着。
そういえば、その近くのガソリンスタンドで、
自分でオイルを入れてからハイオクを給油してもらったら、
「レギュラーのほうがたくさん添加剤が入ってるのでお得」という話をききました。知りませんでした。
ついに来ました~。鳥海ブルーラインの入口です!!
■鳥海ブルーライン(遊佐~鉾立)
初めはぐいぐい登ります。
両側が杉林に囲まれています。いい景色ですね。
県境まで12km。だんだん勾配が増してきましたが、大丈夫か??
標高292mだそうです。
このあたりでは、フルスロットルでも制限速度の40km/hしか出なくなりました(笑
来ました! 勾配10%! このあたりは頑張っても30km/h。
下の写真の「駒止」って、昔バスガイドさんから「坂が急になって馬が進めなくなるのが由来」
なんて聞いたような記憶があるんです。やはり、ここからが本番ですね。
この駒止で薄い方向へ燃調しました。
エアスクリュー戻し1.5回転だったのを2.75回転にしました。
本当はメインジェットでも変えてやればもっといいんでしょうけど、
数分では終わりませんから、やめておきました(笑
そういえば、このあたりではトンボが飛んでいました。
やはり山には秋が早く訪れているようです。
何だかだんだん晴れてきましたよ。予報通りでよかったです。
山も見えてきました。
見晴らしも良くなってきました。それと、だいぶ涼しくなってきた感じでした。
こんなワインディングをひらりひらりと駆け抜け……てません。
このあたりはもう15~25km/hくらいしか出ませんでした。
ほとんど自転車と同じじゃん! 笑
ついに、標高1000mの大平に到着!!
標高4ケタmは多分僕のZRでは初です。
やはり平日は空いてますね~。大平の駐車場はがら空きでした。
ベンチとテーブルがあった&すいていたので、ここで昼食を。
自分で作ったいびつな形のおにぎりを、いただきま~す!…。
食べ終わって一息ついたら、鳥海ブルーラインの最高点を目指してまた頑張ります。
そうなんです、まだ一番上まで到着していないんです。
先ほど昼食をとった大平の駐車場を見下ろします。
この辺はもう、15km/hです(笑泣)
道路上の黄色い「30」km/h制限のペイントに泣けてきます(笑)
仕方がないので休み休み写真を撮りながら行きます。
やっと県境です~。ZRとともに県外に出るのは、福島・新潟に続き、3県目です。
にかほ市に入りましたが、あともう少し上へ。
鉾立、鳥海ブルーラインの最高点です!!(標高約1150m!)
ビジターセンターなど、観光客でにぎわってましたよ~。
鳥海山頂(多分)をバックに撮影しました。
何だか数年前に来た時の記憶と違うなあと思っていたら、
以前は、この駐車場があったところに建物があったんですね。
到着するまでは忘れていたんですが、鉾立には名物(?)が。奈曽渓谷です。
これ、結構迫力あるんですよ。
見下ろせば深い谷、見上げれば高い山、って感じで。
あ、ピンクの服の方、すみません、写っちゃいました。m(_ _)m
こちらは秋田側の景色です。
鳥海ブルーラインパノラマ
もうちょっとくっきり見えたらよかったな~。
■鳥海ブルーライン(鉾立~象潟)・一の清水
鉾立からの景色を十分楽しんだら、あとは秋田側へ一気に駆けおります。
このワインディングを下っていきます。
が、たいした運転技術もないので、安全運転で走りました。
景色を見るとすでに紅葉が始まっているところもあったりして、
やはり山だなあという感じでした。
15~20分くらい下ったところでしょうか、こんな看板が。
んっ? 「高さ410m 飲み水あり」??! 湧水大好きなぼくには興味を引く文言。
早速止まって、耳を澄ましてみると…。
こちらの方向から水の音が!
少し下に降りると、ありました!
そのまま飲んでいいんだろうか。
って、「飲み水あり」って書いてあるんだし、大丈夫だろうということでいただきました。
ちょうどかなり喉が渇いていたところだったので、元気がでました。
この湧水「一の清水」は今回のツーリングの一番のサプライズでした。
これがあるから、知らない土地にいくのはとっても面白いんだよな~。
もう少し進んでいくと、森を抜けました。
これで鳥海ブルーラインは終了です。(厳密にはまだ終点じゃないかも。)
ほんとに、登りはチャレンジャーって感じでした。(っていうか、ただのバカかも。爆)
ZR、ごくろーさまでした。
■奈曽の白滝
さらにまっすぐ行くと、奈曽の白滝があります。案内板です。
とりあえず行けるところまでバイクで乗り込めー、と思ったので、
行ってみたらこんな道に…。結構急な坂を下ってます。
何だか、ZRが「ブルーライン散々登らせといて、今度は悪路かよー」と
僕を睨みつけているかのような写真です。笑
吊り橋のところまでは何とかバイクで行けたので、そこに止めていきます。
吊り橋を渡って金峯神社のほうへ登り、そのあとまた下っていきます。
こんな結構急な階段を下りてきましたが、
おお、これはかなりの迫力!! 轟音とともに
ちなみに、下はこんな岩場。
帰りに吊り橋から撮影。左下のほうに人が小さく見えますね。
帰りはもちろん急な登りで、しかも砂利もあるので、
道に対してバイクをまっすぐに戻して走り始めるまでが大変でしたとさ。
250ccオンロードバイクとかだったら、僕なら重すぎて多分帰れませんでしたね。笑
ちょっと息抜き
になってない…。日本海をバックに、と思ったんですが撮影失敗^^;
この辺で、だんだん、「この後一ノ滝・二ノ滝にいくの面倒だなー」なんて思い始めました。
前回のツーリングも、一番遠いところで一時飽きてきたんですが、今回も似たような現象が。
でも、国道7号の海岸線を走っているうちにだんだん元気が出てきて
「せっかく来たから、行ってみよう!」という気持ちになりました。
■吹浦の大清水
吹浦駅から少し離れたところに、大清水(「おおすず」と読むらしい)があります。(地図です。)
地元の方が2人ほど汲みにきてました。
話しかけると、煮沸してから飲んだほうがいいとのこと。
今回のツーリング中、まともな会話をしたのはここくらいでした(笑)。
やっぱりコミュニケーションがあると、何だか心があったかくなりますね。
余談ですが帰るとき、近くの保育園の前で、
道路の中央付近に車が堂々と止まっていました。
だんだん動くかなと思いつつ近づきましたが、人が乗ってない!
とか、周りでは農作業をしている人が何人かいたりして、
のほほんとした田舎の雰囲気がすごくいい感じでした。
ちょっと忘れていたものを思い出した感じ。(って、鶴岡も十分田舎ですが…。)
■一ノ滝・二ノ滝
吹浦から出る時に、思いつきで変な道を選んでしまい半ば迷いかけましたが、
青い標識の「←二ノ滝」の表示に救われて、県道60号へ。
鳥海ブルーラインのセンターラインなしバージョンが15分くらい続いて
だんだん心細くなってきたころ、駐車場に到着しました。
お、ここは来たことがありますよ~。懐かしいです。数年前は一ノ滝だけ見て帰りました。
こんな感じの道を5分ほど下ると、だんだん滝の音が大きく聞こえてきて、
展望台への降り口があります。
展望台への階段を下りている途中で、すでに水しぶきで涼しくなってきます。
展望台まで降りれば、轟音とともに流れ落ちる滝の迫力に圧倒されます。
とても涼しいです。てか、服が湿るくらい水しぶきが飛んできます。
かなり近くで見れますし、一ノ滝はホント、お勧めですよ~。
さて、ここから次の目的地二ノ滝は、未知の領域(僕にとっての)です。
一ノ滝から15分くらいだ、とどこかのサイトで読んだので、楽々かな~と思っていたのですが
結構でこぼこです。ついでに木の根っこなんかが露出してたりして、地面ばかり見て歩いてます。
ツーリングに来たはずなのに、なんだか登山っぽくなってきました。
川伝いにあるいていくので、水の流れる風景も楽しむことができます。
が、一部、道路わきのがけが崩れたようで、道幅が1mも残っていないところもありました。
僕みたいな、登山に疎い人にはちょっと怖いです。
さあ、あと10分。
で、10分くらい歩いたら、今度はこんな看板が。
「二ノ滝展望台」って聞いてないよ~。行きたくなってしまった。
とりあえず、この看板のすぐ先にある橋から、二ノ滝が見えます。
率直に言うと^^;、一ノ滝を間近で見た後だと、ちょっと迫力に欠けます。
少し離れた所から見ているからだと思います。
ということで、予定外でしたが、あと10分かかるという「展望台」とやらに行ってみることに。
ところがここからがまたますます悪路で、
一部ぐちゃぐちゃだったり、急な石段を登ったりします。
二ノ滝が横から見えました。
三ノ滝もあるんですね。行きませんけど(笑
展望台へ到着。
さて、今どこにいるかというと、二ノ滝の上なんです。
さっきの二ノ滝は、左に見えるあの赤い橋から撮りました。
もうちょっとわかりやすくするとこんな感じでしょうかね。
結構高いところにいるのがわかると思います。
さらに上流を見ると、先ほどは見えなかった小さな滝もありました。
ここでカメラのテスト。(なんでここで? 笑)どちらのモードがきれいでしょうか。
流水モードは水がきれいなんですが、露出時間が長いのか、手ぶれが気になります。
しばし轟音と眺めを楽しんだのち、帰ります。
改めて見ると、結構急な石段で、苔も生えています。
これは登りよりも慎重になりますね~。
実は往路で、「帰りが大変そうだなー」と思った場所もあったのですが、
無事、入り口の鳥居が見えてきました。
6時半は回っていたので、だいぶ暗くなっていました。
今回は平日の夕暮れ時ということもあり、滝を独り占めさせてもらいましたよ。
あとは、平田・余目・藤島を通って、ヘルメットに虫をブチブチ当てながら
帰ってきました。(シールドが汚いのなんのって…。)
■いや~、行ってきちゃいましたねえ
一夜明けた今日は、一部登山と化したツーリングのせいで
腿の付け根とふくらはぎが筋肉痛になっております。
ZRには鳥海ブルーラインを登らせてしまって、
なんともかわいそうなことをしたと思ってます。
(昨日は平地に戻ってからも、なんかZRの調子がいまいち。笑)
ま、天気もよかったですし、存分に楽しんでこれたと思います。
鳥海山5合目からの絶景と、「飽海三名瀑」の一つを見て来ることができましたしね。
そのうち「滝めぐり(その2)ツーリング」で玉簾の滝と十二滝に行ってこようかと思います。
今回はちょっと写真UPLOADしすぎたので、^^;
次回からは特にお見せしたいところだけのっけます。
ブログの画像容量も10%超えたし、第一、アップロードめんどくさいです(笑
【燃費等データ】
走行距離:185.5km(うち数キロは、道に迷った分…)
ガソリン:8.98L(¥1,280)
平均燃費:20.7km/L(鳥海ブルーライン以外では21~22km/Lくらい)