ニュースとしては少し古い話になりますが、
6月に、三菱と富士重工が軽自動車ベースのEVを発表した。(JAF Mate 2009年8・9月号 p.46より)
とのこと。(だいぶよく知られてきた言葉ですが念のため、EV:電気自動車、です。)
以前の記事 電気自動車 各社量産予定中 で紹介した各社の計画が実現しつつあるわけですね。
でも私たちの生活の身近なところまで浸透するには、もう少し時間がかかりそうです。
とはいえ、初年度は両者とも法人や官公庁への納車が中心 (同)
だそうですね。
なんと言っても、個人が手を出すにはどうしてもまだ値段が高いようです。
価格面から見てしまえば、まだまだ高級車のようなものです。
補助金がつくとはいうものの、価格が相当に高いのである。三菱のアイ・ミーブが国の補助金を受けた上で約320万円、スバルのプラグインステラはそれ以上だ。 (同)
と言われています。この原因が、やはりリチウムイオン電池の生産性の悪さです。
まだ量産体制が十分ではないため、十分な供給ができない。そのため、価格も高いのだ。 (同)
EVは電気で動くのに、電池の量産ができていないのは残念ですね。
電池を製造している東芝などの会社に期待しましょう。
EVと言えば、日産も2010年度にはEVを出す予定ですね。
コンパクトカーのHV(ハイブリッド車)を開発すると報じられたトヨタは、
EVについてはどう攻めてくるのでしょう。
HVの売り込みに専念するのでしょうか?
これはどうも2010年代の前半は、
EVの日産 対 HVのトヨタ で環境車激戦になりそうな予感が…。
さらにホンダ、三菱、スバルなどでもEV・HVが出てますからね。
今後の各社の動きが楽しみです。
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