国内のトラックでハイブリッド仕様があるのは、
調べた限りでは以下の3車種。
日野・デュトロ
いすゞ・エルフ
三菱ふそう・キャンター
※注記なきかぎりWikipedia各項より引用。
では、それぞれのハイブリッドトラックの特徴を見ていきましょう。
まず、トラック界に先駆けてハイブリッド仕様を用意したのは日野・デュトロでした。
日野・デュトロ
2003年11月、2トン積トラック初のハイブリッド車として、日野HIMRシステムをベースとしたパラレルハイブリッド方式のデュトロ・ハイブリッドを追加。
このデュトロは、エンジン始動時の音がめちゃくちゃ静かだそうです。
そういえば、宅配便か何かのトラックだと思うのですが、
運転手さんが乗り込んだら、たいした音も出さずに
走っていってしまったことに違和感を覚えた記憶があります。
今思えば、このデュトロだったんでしょうか。
さて、トラック各社、後に続きます。
いすゞ・エルフのハイブリッドは、先ほどの日野のHIMRシステムと似ていますが、
エンジン始動時は通常のセルモーターを使うのが特徴。
いすゞ・エルフ
2005年4月18日 いすゞ独自のPTO型パラレル駆動ハイブリッドシステムを採用した、(ディーゼル)ハイブリッド車登場。日野のHIMR方式とよく似たシステムであるが、エンジン始動時は、HIMRと異なり通常のセルモーターを使う。このため、エンジン始動時はハイブリッド車ながら、「キュルキュルキュル・・・」という音がする。
とのこと。
続いて三菱ふそうのキャンターですが、
これはモーターのみでの発進や走行も可能です。
プリウスに近いかたちのハイブリッドですね。
エンジン-モーター間のクラッチが大きな役割を果たしているようです。
三菱ふそう・キャンター
2006年7月5日パラレル式ディーゼルハイブリッドシステムを採用した「キャンター エコ ハイブリッド」を発売。日野・トヨタ(HIMR)方式とは異なり、エンジンとモーターの間にクラッチを置くことで、モーターのみでの発進や走行を可能としているほか、回生率も向上できるという。また、他社に先駆けてのリチウムイオン電池(日立ビークルエナジー製)の採用が特筆される。
ということで、トラックのハイブリッド車をいろいろ見てきました。
最近のニュースからですが、日野デュトロが改良され、
燃費が国内最高の11・2キロとなるそうです。
やはりまだハイブリッドカーは割高ですが、
燃費の良さでその差額を回収できるのでしょうか。
ハイブリッド車が多くなって安価になることを期待します。