デミオ13-スカイアクティブ中古はお買い得か

投稿者: | 2016年12月11日

早いもので、マツダデミオ13-SKYACTIVの中古を購入してから半年が過ぎました。2011年式で、2016年現在では前の型です(マイナーチェンジを除きます)。当時は走行距離43,000km、取得費用が車検込みでおよそ80万円でした。その後半年で約2,000km乗りました。(あ、やばい、保険の年間3000kmを超えそうだ(笑)。それはそうと、)こいつの素性もそこそこわかってきたので、レビューしたくなってきました。

デミオ13akyactiv@安須アジサイロードcontrast

 

◆いきなり結論


ですが、デミオ13-SKYACTIVは、
ストップアンドゴーの少ない長距離を走る方におすすめ。
長距離なら、燃費は当時の中古にしては良いほうですし、高速道路やバイパス走行時の快適さは1.5Lクラスに迫るものがあります。
一方、街中で乗ると燃費は期待したほどではありませんし、カーブなどでふわふわ感があります。

ちなみに「デミオはなんか好きなんだけど・・・」という方で、
 CVTの乗り心地が苦手な方→ぜひデミオの現行型を!(笑)
        元MT乗り(自分)も認める小気味よいシフトチェンジです。
 街中しか乗らない方→ぜひデミオのスカイアクティブではない中古車を!(笑)
        たぶん燃費差は、購入金額差で元とれそうな気がします。

さて、記事の続きではデミオ13スカイアクティブのよい点とイマイチな点、そしてその他の特徴をあげていきます。

 

◆よい点


高速道路や郊外の燃費が非常に良い(17~19km/L)。残念ながら市街地はイマイチ(後述します)。

直進安定性が良い。高速道路でも片手で追い越しができそうなくらいの安定感。ちなみに、スピードが上がるほどテンションの上がる車です、夜の国道が大好きになってしまいました(汗

意外と小回りが利く。駐車スペースがちょっと狭めの混んだ駐車場を目の前に、「前乗ってた軽ならサクッと入れられたのに!!!」とつぶやいた後、どっこらせと普通に入れたら一発で入ってしまいました。そういえば前に千葉駅近くの狭いコインパーキングも意外とサクッと入った記憶が。車体の角が取れて丸くなってるので意外とやりやすいのかもしれません。まあ、前に乗っていた軽自動車プレオと最小回転半径が0.1mしか違わないってのもあるかもしれませんがね。

収納スペースが普通にある。買ってからだいぶ後で気づきましたが、手提げバッグ(パンパンに入れすぎたものを除く)などは運転席と助手席の間に置けたりします。ドリンクも、仕切りにもよりますが、運転席、助手席合わせて4つまで置けます。

リヤスポイラーが標準装備。走行にどれだけ影響するのかわかりませんが、かっこいいです、単純に。これは僕の車購入の外せない条件だったので、付いててよかったです。

・あ、そういえば、ESC(横滑り防止装置)。も標準装備。今は普通なのかな。

前列シート。やや包み込むような感じで、そこそこ疲れにくいかなと思います。

 

◆イマイチな点


発進時のCVTのもっさり感。信号で一番前に並んでいた状態から発進したりすると、20~50km/hあたりでの加速の伸びがありません(で、結局踏み込むんで燃費落ちる(笑))。気持ちの良い加速にするためのアクセルの踏み加減がなんとも難しいです。それでいて、ちょっと進むときは、「おっ、進みすぎか?」という出足の良さがあったりします。まあ、この気難しいCVTをいつか自分の思い通りに走らせてやろう、というのも今の自分の楽しみの一つだったりします。
※レンタカーで乗った新型デミオのオートマは最高でした。自分は昔MTに乗っていたとき燃費スペシャルな走りをしていたのですが、まさにそんなタイミングでギヤチェンジをしてくれます。もちろん、踏めば低いギヤで伸びますし、確か自分でシフトできたりもしたと思います。お金に余裕のある方は、間違いなく新型デミオがおすすめです!

アイドリングストップ車用のやや高価なバッテリーが必要。ディーラーに交換の見積もりを取ったところ、30,000円を超えました。同型のバッテリーはネットでも売っていますが、交換に際し内部ソフトの設定が必要なようで、自分のような生半可な車好きには手に負えない内容とわかりました。気軽にバッテリー替えれないですね・・・。

市街地など、ストップアンドゴーの多い場所での燃費がイマイチ。弱ったバッテリーを交換していないためアイドリングストップが使えない状態で乗っていますが、はたしてアイドリングストップで街中の燃費をカバーしきれるのか正直疑問です。

養老川臨海公園_マイデミオ

 

◆特徴-お好みで

ここから下は主に筆者の独断と偏見です(笑)あ、上のもか(汗

・足回りがややふにゃふにゃ感があります。柔らかめというか。街中だと凹凸でちょっとボヨンボヨンって揺さぶられる感じがあります。逆にスピードが出てくるとちょうどよくなります。好みによりますね。突き上げるようなのが嫌だという人もいますし。やっぱりこの車はある程度スピード出したとき(50km/h以上くらいかな)を重視して作りこんでいる気がします。

・上のサスペンションのせいか、CVTのせいか、街中など低速のカーブはイマイチに感じてしまいます。カーブの外側に傾いてしまい、進行方向にあまりついてこないような感覚になります。シフトをSSモードにして少しアクセルを踏むとやや解消されます。これも、前の項目も、前に乗っていたプレオの独立懸架サスがすごかったので感じてしまうのかもしれません。

・エンジン音。圧縮比が高いのがあるからかわかりませんが、回すとなかなかいい音します。これも好みですね。

・SSモードのエンブレ。今まで乗ったAT車、CVT車(ウィングロードとかADバンとかVitzとか)の中ではちょっと強めに効く感じがします。が、エンブレ大好きな自分は、このデミオではLまで使っています(笑)。あーそうだ、LからDに戻すときの音が「ガチッ!」ていう音がいただけないのを思い出してしまった(笑)

・外観デザイン。個人的に、すごい好きなデザインです。新型よりも好きかな、やはり好みによります。

・スピードメーター。最近はデジタルのスピードメーターも多いですが、やはりアナログ指針はテンションが上がりますね! スピードは出さなくても、見てるだけでワクワクします。まあ、これも、アナログ世代だからかもしれませんが。
ついでにメーター関連についていえば、燃費等の表示も見やすくてよいですね。

 
 

さて、思うままに愛車デミオ13-skyactivのことを書き連ねてきましたが、やはり半年も一緒にいると愛着がわくというもので、気になるところも好きになってきてしまいました。人馬一体感もかなり出てきてます(上述の加速時のCVTを除く(笑))。

この記事が、中古デミオを選ぶときの参考になればうれしいです。

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